神待ち女子とは住まいを提供してくれる男性が現れるのを待っている10代の女の子のことです。
両親と折り合いがつかず家を出てきて、行くところが無いため、SNSなどでサポートしてくれる男性をひたすら待ち続けます。
無償で食事と寝る場所を提供してくれる神のような男性を待っているので「神待ち女子」と呼ばれます。
なお、神待ち女子と名づけたのはNHKの番組のスタッフです。
初登場はNHKの「あさイチ」でした。
神となる男性とは主にSNSやマッチングアプリで出会います。
一時期は盛り上がりましたが、サイトやアプリによっては神待ち女子に扮したサクラが多くいるので注意が必要です。
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男性が殺到した神待ちサイトとは何か?
神待ち女子がテレビで話題になると、自分も彼女たちをサポートしたいと声を上げる男性が次々に登場しました。
SNSなどで、それらしき女の子が神を募集すれば大勢の男性が我先にと支援に名乗り出ました。
しかし、多くは冷やかしや業者で、相手にするとなけなしのお金を奪われることも多かったようです。
そんな神待ち女子の話題性を上手く利用して誕生したのが「神待ちサイト」です。
神待ち女子が集まるネット掲示板として瞬く間に多くの男性に知られましたが、その実態は大がかりな詐欺サイト。
登録するとすぐに神待ち女子だと名乗る女の子からメッセージが届きますが、メッセージを見るのに200円かかります。
さらに女の子にメッセージを送るのに200円請求されます。
しかし、相手は全てサクラで、どんなにメッセージを送っても神待ち女子と会えることはありません。
神待ちサイトの多くはトップページに大きなアダルト画像が貼られており、こんなサイトを10代の女の子が使うはずが無いと分かります。
神待ち女子を支援したいと考えている方は、こういった悪質なサイトに引っかからないよう注意してください。
神待ち女子はどんな女の子なのか?なぜ神待ちしているのか?
神待ち女子のほとんどは20歳以下の女の子です。
学生もいればフリーターやニートまで、実に幅広いタイプの女の子が神待ちしています。
多くは自分で稼ぐことができず、親から離れると即座に生活が立ち行かなくなります。
一般的な家出と神待ちが違うのは家に帰らないことです。
従来の家出はお金が無くなると帰らざるを得ない状況になりますが、神である男性が住まいと食事を提供するため家出を続けられるようになっています。
状況を大きく変えたのはSNSの存在です。
SNSで簡単に少女が経済力のある男性とつながれるようになったため、家出の継続が容易になりました。
女の子が神待ちをするようになった理由のほとんどは家庭環境の問題と言われています。
親から定期的にDVを受けていたり、母親が見知らぬ男性を家に引き入れる、食事の世話を満足にしないといった厳しい家庭事情が背景にあるようです。
また、学生ならでは軽い気持ちや勢いで神待ちする子もいます。
神待ち女子のその後
神待ち女子の未来は厳しいものがほとんどです。
家に帰れば全て解決となるケースは少なく、親のDVに怯える日々に耐えることもあります。
そのため家出をなんとか続けていこうと決心する女の子も多いようです。
住まいと食事を提供してくれる男性と一緒に住む場合もありますが、長くは続きません。
男性に飽きられると容赦なく追い出されるからです。
追い出された後は再び神待ちするか、パパ活女子になって稼ぐようです。
他には住み込みで働けるお店のお世話になったり、援デリなどの風俗に身を寄せます。
稼ぎ口を確保した女の子のホームとなるのがネカフェです。
しかし未成年の場合、22時以降は利用できません。
そのため結局は男性に依存することになります。
このように神待ち女子のその後は危ういです。
一度入ったら抜け出せない蟻地獄と言えるでしょう。
20歳以下の女性が1人でどうにか対処できるものではありません。
神待ち女子に対する社会の対応
これまでの記事を読んで神待ち女子に興味を持った方もいるでしょう。
彼女たちに対して何かしてあげたいと思うでしょうが、はじめに警察や保護団体が神待ち女子に対してどのように対応しているか確認するのが賢明です。
まず警察の対応から見ていきましょう。
警察の対応は神待ち女子の年齢によって大きく変わります。
学生もしくは18歳未満の未成年であれば保護の対象となるので、見つけ次第補導される可能性が高いです。
もし男性が神待ち女子と一緒にいるところを職質されれば、警察のお世話になる危険性もあります。
学生以外の成人女性であれば本人の意思が尊重されるため、神待ちしていても補導されることはありません。
自由恋愛と判断されれば、男性と一緒にいても問題視されることはないでしょう。
警察以外にはNPO法人などが神待ち女子の保護を行っています。
テントやバスを用意して家出女子の休憩スペースを提供しています。
相談所としても機能していて、家に帰りたくない女の子に国の各種支援策の使い方を教えているようです。
まとめ:神待ち女子を探すならマッチングアプリがオススメ
神待ち女子の正体は厳しい家庭環境から逃げてきた20歳以下の女性です。
お金が無いので住む場所と食事を神と呼ぶ気前のいい男性に依存するしかありません。
男性からは肉体関係を求められるケースがほとんどで、多くの女性たちは割り切って男性を受け入れています。
しかし、関係が長く続くことは少なく、男性の家にいられなくなり、再び神待ちすることもあります。
このように神待ち女子は立場が弱いので、男性の意のままになることが多いでしょう。
神待ち女子を支援したいと考えている方は神待ちサイトのような詐欺行為に注意してください。
アダルト画像が貼ってあるようなサイトを女性が利用することはまずありません。
また、SNSも危険です。
業者が大勢いますし、警察の補導に巻き込まれるリスクがあります。
神待ち女子を支援するなら比較的安全な若者向けマッチングアプリを活用しましょう。
オススメはビデオチャット機能が使えるものです。
お互いに相手を確かめたうえで会えるので安全に使えます。
以上、神待ち女子を支援する方法!孤立無縁になりやすい彼女たちの本心とは…でした。