神ゲーとは圧倒的に優れた、神の如く崇拝してしまうようなゲームを意味する言葉です。
あくまでスラングであって大げさな表現をしているに過ぎませんが、名作や傑作がどちらかというと客観的な評価であるのに対して神ゲーは個人的な評価をダイレクトに示す言葉であると受け取ることもできるでしょう。
たとえば一般的なゲーム賞で評価されることのない大人向けのエロゲームに対しても、神ゲーという評価が与えられることがあります。
むしろ一般的な評価軸が存在しないからこそ、それぞれの「神ゲー」がぶつかり合うエロゲームの世界には独特の活気が生まれているともいえます。
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※18歳未満の方は閲覧NG※
大人向けの神ゲーとは
デジタルなゲームはここ数十年の間、劇的な進化を続けてきた歴史があります。
また人間は多感な時期に触れた作品にもっとも強い影響を受けるものなので、ゲームの技術的な水準とその人の思い出による補正はまるで釣り合わないことも多くなります。
そのため通年を通しての「不動の神ゲー」を選定するのは非常に難しい状況といえるでしょう。
ファミコン世代とスマホ世代では同じゲームから受ける印象はまったく変わってしまいますし、レトロゲームに変わらぬ味わいがあるとしても今から本気でプレイするにはさまざまなハードルがあることも事実です。
特にプレイヤーの年齢が上がるほどそのゲームの客観的な評価と思い出補正による神ゲー評価は噛み合わなくなっていくと考えられます。
つまり、大人向けの神ゲーにはあくまで「その人にとっての」という注釈がつくことは忘れてはいけないでしょう。
しかしその上で、同年代や同じ趣味の人達同士では共有される価値観というのも存在します。
大人の神ゲーを探す際はそうした点に注意しながら調べていくのが得策です。
一般的な大人の神ゲーについて
一般作品として発表されているゲームの中で大人向けの神ゲーと評されることが多いのは、主人公を渋い大人にしたハードボイルド系の作品群です。
こうした大人主人公のゲームは海外に多いイメージがありますが、日本国内にも「メタルギアソリッド」シリーズや「龍が如く」シリーズなど国内外で大人の神ゲーと呼ばれることも多い作品は多数存在しています。
またエロゲーム以外のバイオレンスやゴア表現によって18禁判定を受けている成人向けゲームにも神ゲーと呼ばれる作品があります。
ただし、バイオレンスやゴア表現の強い18禁ゲームはグロ耐性のない人にとっては神どころか悪魔のようなゲームに見えてしまうこともあるかも知れません。
その辺りはやはり神ゲー評価には大きな個人差があることを意識する必要があるでしょう。
他にも一般作でありながらエロ要素が強いゲームも特定の人にとっては神ゲーとなります。
ドット絵で描かれたパンチラやヌードの方が最新グラフィックよりも興奮するという世代は、意外と珍しくありません。
エロゲームにおける神ゲー
エロゲームの世界では神ゲーという言葉は乱発気味といっていいほど多用されます。
それはエロの評価は個人的な嗜好がもっとも強く反映されることと無関係ではないでしょう。
またエロゲームはどうしても多くのユーザーに届く前に「埋もれて」しまうことが多いので、そのゲームに思い入れを持ったユーザーが神ゲーとして熱心に布教するケースが増えるとも考えられます。
エロゲームの世界で特に神ゲーが発生しやすいのは、シナリオの完成度がモノをいう「泣きゲー」ジャンルです。
2000年代の泣きゲー全盛期には新作発表のたびに神ゲー評価が飛び交い、実際にTVアニメ化やリメイクによる展開が現在まで続いているタイトルも少なくありません。
また感動要素に頼ることなくゲームならではのシナリオ上の仕掛けによってユーザーを驚かせる作品も神ゲーと呼ばれることが多くなります。
最初は普通の恋愛ゲームだったはずが第二部以降から世界設定が一変してしまったりキャラクターに隠された秘密が徐々に明かされていくといったタイプのエロゲームは特に神ゲー評価を受けやすいといえるでしょう。
抜きエロゲーにおける神ゲー
シナリオやシステムに対する評価ではなく、純粋に「抜きゲー」としての魅力によって神ゲーと呼ばれているエロゲームも少数ながら存在します。
たとえば現代ではさまざまな理由で制作が難しくなってしまった本格的な性犯罪ゲームや、過激過ぎる表現をする調教系・鬼畜系ゲームなどは今だからこそ神ゲーとの再評価を受けることもあります。
また抜きゲーの歴史を一変させるようなジャンルや演出に挑戦した作品も、敬意を込めて神ゲー認定されるケースが見られます。
ぽっちゃりヒロインしか出てこない、ヒロインの一部が男の娘、ヒロインが寝取られてしまう、女性声優に無茶な淫語ゼリフを絶叫させる、といった特殊な挑戦をしたエロゲームの数々はいまだに後続作品に影響を与え続けています。
それと声優の話だと、現在は売れっ子になり超人気アニメに出演している女性声優が過去に別名義で出演していたエロゲームはファンの間では密かに神ゲーとして情報共有がなされています。
神ゲーとエロゲームについてのまとめ
神ゲーという言葉は非常に広い意味で使われるため、何を持って神ゲーとするかといった明確な定義を決めることはできません。
あくまでそのユーザーにとって「神」と感じるゲームこそが神ゲーであるといえるでしょう。
そのため一般向けのゲームだけでなく、成人向けのエロゲームにおいても神ゲーという評価は成立します。
むしろ他人に布教しないとユーザーが増えていかないエロゲームにこそ神ゲーという言葉は必要とされているとも考えられます。
実際に神ゲーとの評判を呼ぶことの多いエロゲームのジャンルは、感動路線の泣きゲーがメインになっています。
またシナリオに工夫を凝らしたタイプのエロゲームも神ゲー評価される機会は比較的多い傾向があります。
一方で「抜き」を目的にしていたはずのエロゲームも歴史的な意義から神ゲー認定されることがあります。
自分好みの神エロゲーを見つけたいなら、こうしたエロゲーム独特の評価軸を意識しながらゲーム探しを進めていくのがおすすめです。
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